EVO JAPAN 2020をみてきた。

EVO JAPAN 2020のDay2(土曜日)を見に行ってきた。ラストの日のDay3は、有料チケットが必要なので、気軽にいけるDay2だ。

会場は幕張メッセの1つのホール。もう少し大きいかと思っていたけれど、そんなに大きくはなかった。イメージ的には結構、物販などがあるのかと思っていたけれど、物販はほぼ無い。スポンサーブースがいくつかあったくらいか。会場のほとんどはゲームのためのスペースだ。サイドイベントのブースもある程度の広さがあった。参加者と見にきた人でごった返していた。年齢層は、10代後半〜。20前後くらいの感じの人が多い印象をうけた。それから、EVOの特性もあるだろうけれど、外国の人も多い。

会場では、予選のシーンをみて、Samurai Spritsの決勝大会をみた。

予選は、横にずらっと並んだモニタに、PS4やSwitchが並んでおり、ヘッドホンもあった。横の感覚は、広くは無い。ケーブル類が多いので雑然とした印象を受ける。通路から見やすい位置のプレイは、オーディエンスが集まり対戦を見ている。観客が多いので、盛り上がっている感じがする。

決勝は、正面にあるステージで行われた。ステージ上には、対戦者用の2席。ステージ下には、実況席が2つ。1つは日本語での配信用兼会場での実況。もう一つは、英語用の実況席。英語の実況席には、なかなか見た目にパンチがあった。そして笑いどころが不思議だった。それで、演出としては、一般的なスポーツの演出というよりも、ちょっと笑いをとるような感じの演出(プレイヤーがそういう感じだから)。ゲーセンの人気者の延長にいるような、そんな感じ。ゲーセンでゲームをやっている側からすると、結構馴染み深いし、YouTubeなどでの実況系でも同じような感じ。たとえば、サッカーやボクシングの試合の前のような緊張感よりかはお祭り騒ぎな感じだ。雰囲気的には、そうなのかもしれないが、プレイヤーのシートセッティングは、結構時間が長い。座り位置、アーケードコントローラの位置がプレイに影響するわけで、読み合いかつコマンド入力が緻密になることを考えると、ここが一番重要。セッティングの間は、プレイヤーも真剣。ここまでくると、ピリリとした感覚がある。対戦中は、実況も客席も盛り上がる。観客も、そのゲームを見たくてくるわけなので、大技が決まれば盛り上がる。特に大技で勝負が決まれば、サッカーのゴール時みたいなノリだ。会場の雰囲気というかは、体験してみないとわからない。Twichの動画も見たけれど、会場の熱気とは無縁だった。やっぱり、生で会場でみるかどうかが重要な気がする。

eSportsなんだろうけど、格ゲーの祭典という雰囲気だった。スポーツが身体の一部を使うという意味では、ゲームも指先を動かすし、戦略だったり、読みだったり、があるわけでスポーツとも言える。一般的なメジャーなスポーツではなく、マイナーなスポーツと思えば、この規模のノリも独特な雰囲気でよい。エンターテイメント性はあるわけで、今後、プレイ層だけでなく、観客層も増えていけば、将来性はありそうだ。一過性のブームで終わらず、地道に市民権を得られればだが。そのためにも、大会のスポンサーは重要(プロプレイヤーのための賞金もだが)。

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