CoincheckからNEMが流出のその後。

Coincheckからは、大して情報は送られてこない。てんやわんやで顧客に送る情報がないのだろう。メールで送られて来たのは、プレスリリースの内容と同じで、NEMを日本円に換金しての返金について。対応しては、悪くはないのだろう。だけど、NEM相場的にがくっと下がっているところで、1XEMあたり88円換算だそうだ。個人的には、円よりもNEMのまま戻って来てくれるほうがうれしい。

不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について
http://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.html

プレスリリースをみると書いてあるだが、基本方針としてのレベルなので、いきなり円で帰ってくるわけではない。「続き方法〜」とあるので、そのうち手続きがあるのだろう。あと対象が26万人とあるので、NEMの保有ユーザ全員なんだろう。

それで、なぜNEMだけ流出したかというと、どうやらホットウォレットのみで、コールドウォレットにはNEMを保管していなかったとのこと。それでNEMの秘密鍵を盗まれて、NEMが流出ということらしい。他の仮想通貨によっては、コールドウォレットもあるということなので、たんにNEMへのセキュリティが弱かったと。

さて、今回の教訓としてはコールドウォレットというか、オフラインへのバックアップ保管は重要、ということかな。一般的な会社でも、安さと便利さにつられて、オフライン環境へのバックアップは廃止しがちだ。ランサムウェアも流行っているので、今一度、オフラインへのバックアップ(テープへのバックアップなど)を見直すのがよいのかもしれない。

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