MRTGのグラフの一部が生成されない

既存のMRTGのコンフィグを修正するときの注意点。特に既にあるコンフィグで、コメントアウトされているものを 使う場合は、コメントアウトの消し方に注意する。

コメントアウトを消したときに中途半端になっていると、 エラーもなく、対象のグラフとHTMLが生成されない。対象のグラフが生成されていない場合には、以下を気にする。

こんなコンフィグのコメントを消すとき

### Interface 10103 >> Descr: 'GigabitEthernet0/3' | Name: 'Gi0/3' | Ip: '' | Eth: 'e8-04-62-00-00-03' ###
#
# Target[switch_10103]: 10103:public@switch:
# SetEnv[switch_10103]: MRTG_INT_IP="" MRTG_INT_DESCR="GigabitEthernet0/3"
# MaxBytes[switch_10103]: 125000000
# Title[switch_10103]: Gi0/3 -- switch
# PageTop[switch_10103]: 
#		

下のような消し方をすると、正しくグラフが生成されない。理由は、頭にスペースが入っているため、意図したコンフィグとして認識されないため。

### Interface 10103 >> Descr: 'GigabitEthernet0/3' | Name: 'Gi0/3' | Ip: '' | Eth: 'e8-04-62-00-00-03' ###

 Target[switch_10103]: 10103:public@switch:
 SetEnv[switch_10103]: MRTG_INT_IP="" MRTG_INT_DESCR="GigabitEthernet0/3"
 MaxBytes[switch_10103]: 125000000
 Title[switch_10103]: Gi0/3 -- switch
 PageTop[switch_10103]: 

その為、スペースはちゃんと消す。PageTopの次の行のタグは、スペースが入っていてもOK

### Interface 10103 >> Descr: 'GigabitEthernet0/3' | Name: 'Gi0/3' | Ip: '' | Eth: 'e8-04-62-00-1e-03' ###

Target[switch_10103]: 10103:public@switch:
SetEnv[switch_10103]: MRTG_INT_IP="" MRTG_INT_DESCR="GigabitEthernet0/3"
MaxBytes[switch_10103]: 125000000
Title[switch_10103]: Gi0/3 -- switch
PageTop[switch_10103]: 

MRTGのグラフはうまく生成できないときは、コンフィグの行頭のスペースも気にしておく。簡単なことだけに見つかりにくいミス。

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