ペンギン・ハイウェイ

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)
森見 登美彦

角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-11-22
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ジャンルは、SFでいいのだろうか。突如現れたペンギンや謎のものを巡る物語。森見作品だと京都!っていうイメージがあったが、これは京都ではなく別の街。不可思議なファンタジーで面白く引き込まれる小説だ。

主なストーリーは、お姉さんと研究が好きな少年の話。お姉さんは、不思議なお姉さんで歯医者に勤めてる。少年はなぜかお姉さんの研究ばかり。クラスメイトの女の子とも仲良くなってもお姉さんばかり。そんなお姉さんだけど、不思議な力でペンギンを作ってる。その謎を少年が解こうとするのがメインストーリーだね。少年とクラスメイトたちとの関わりだったり、お姉さんとの関わりだったり。ペンギン以外にも、生まれてきたり、ジャバウォックもいたり。不可思議なことばかり。平凡なんだけど、途中から平凡じゃない。

兎に角面白い。そんで、お姉さんが気になって仕方ない。どんな感じなのか文章からいろいろと想像するくらい。きっと天然系のお姉さんなんだろう。でも、綺麗系のとびっきりの美人じゃない気がする。普通な感じのお姉さんなんだろう。これを読むとお姉さんが気になる。いっそ、アニメでもドラマでもいいから映像化してくれないだろうか。

面白いのでおすすめ。

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