月: 2011年8月

  • 働かないアリに意義がある

    働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)
    長谷川 英祐

    メディアファクトリー 2010-12-21
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    良い本だった。普段、何気なく見ているアリだけど、その群れというか社会は思ったよりも複雑だった。アリの群れの中で役割が決まっていて、通常通りの作業だったら一部のよく働くアリだけで仕事を片付けてしまう。だから、7割近いアリは働かない。それでも、仕事が増えてくればほとんどアリが働くのだけど、仕事を見つけるのが疎いアリは仕事に有り付けず働かない。実験で働くアリを排除してみると、働かなかったアリもちゃんと働くのだ。つまり、一部のアリは働きたくても鈍臭くて働く前に仕事が終わったりしてしまい、働けないのだ。これは人間にも置き換えられそうだ。働く意識はあっても、仕事が見つからないから働けない。鈍臭くて雇ってもらえない。んー、アリも人間も、そういう意味では大差はなさそうだ。アリは群れで餌を確保しているので、働けなくても食べるものにはありつけるし、住処もあるということ。人間だと、無理でしょうね。

    そんなアリの社会だけど、働けないではなくて、本当に働かない狡いアリもいるとのこと。このチートをするアリの割合が増えると・・・群れ全体の効率が下がって滅びてしまう。群れが滅びることで、チートするアリの増加が抑えられるのでチートアリだけの群れはない。チートアリは働かないのだから、割合が増えると資源を食いつぶして、社会が成り立たず潰れていくのだ。人間社会も似たようなものだろう。チートばかりやっているモノが増えると会社が潰れたり、コミュニティが成り立たなくなったり。日本でいうところのニートはどっちなんだろ。仕事が見つからないほうはまだマシなんだろうけど、親にパラサイトしている方のニートは親が死ぬか財産がなくなると一緒に死滅していくのだろうな。まぁ、人間はアリとは違うから、危機的状況になれば働くだろうし、更に狡いことを思いつくのかもしれない。

    話を元に戻すと、アリも思ったよりも働き者ではないし、一枚岩じゃないということだ。意外に効率のよい社会は、非効率的な部分を残すことで機能するのかもしれない。人の行動をみるだけでなく、アリの行動と比べることで人間の社会や組織も広がっていくのかもしれないと思う。

  • ADAMAS 6巻

    ADAMAS(6) (イブニングKC)ADAMAS(6) (イブニングKC)
    皆川 亮二

    講談社 2011-08-23
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    ADAMASも6巻ということで、いろいろと話が動いた感じ。気になるのは、敵対していた?はずのキャラとラブコメチックになっていること。なんだかなー、微妙なノロケがなー。まぁ、それはおいておいて。

    ウィルスンの悪っぽさは数巻前から見え隠れしていた。この巻でやっと顔が見えたと言う感じだ。ちゃんとシャニとの因縁もあり、今後の抗争が気になるところ。でも、見所というか注目すべきはヒーラー社だろう。今までは秩序を守る側として善良なイメージだった。それが崩れ始めて、秩序を守るために市場の独占。そのためには手段を選ばずというところが、シーンとしてもセリフとしてもある。どんどんきな臭くなってきて、今後どうなるんだろうか。案外、シャニが良いものに改まって、ヒーラー社といい感じに2分するかな。ウィルスングループが潰れて、終了といったところかな。あとは、ジュエルマスターの謎が明かされるかどうかといったところか。この謎は気になるので、ちゃんと明らかにしてくれるとよい。話の展開しだいだろうけど。

    余談だけど、最初はちゃんとした適役だったジェンキンスがお笑い担当っぽいやられ役になってる。最後の方は、もう少し活躍の場ができるといいのだけど。

  • VB.NETで変数にダブルクォートをいれる

    とても初歩的ことなのだが、VB.NETで変数またはLabelなどのtextに ”(ダブルクォート)を入れる方法。

    VB.NETでは、文字列を”で囲む必要があるため、ダブルクォートで囲まれた場合は文字列として認識してしまう。
    “を変数やLabelのtextに入れる場合、1つだけ書いてしまうとそこで文字列が終わったことになってしまう。
    ‘ シングルクォートで囲もうにも、これはコメントアウトとして用いられるので使えない。
    ダブルクォートを変数に入れる場合には、ダブルクォートを2回連続で入力することでエスケープされる。

    たとえば、こんな感じ。

     Dim Str1 AS String = "ダブルクォートは、""と入れる"
    

    ダブルクォートだけを入れたい場合はこうなる。

     Dim Str2 AS String = """"  '4つ連続で入れると1つだけ変数に入る。
    

    よくやりそうなあたりだと、こんな感じか。

     Dim Email AS String = "hoge@xenos.jp"
     Dim Name AS String = "ほげ"
     Dim Address AS String
     
     Address = """" & Name & """,""" & Email & """"
    

    これだと、”hoge”,”hoge@xenos.jp” になる。
    ダブルクォートだらけで混乱しそうだ。
    個数は、インテリセンスが警告してくれるので、どこかで気がつくだろう。
    初歩的なことだが、知らないと入力しようがなく時間がとられてしまう。
    一度、覚えてしまえば特殊すぎて忘れない(はず)。

  • キュレーションの時代

    キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)
    佐々木 俊尚

    筑摩書房 2011-02-09
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    普通に面白かった。本題のキュレーションについて述べられる前に情報のコンテクストや新しい情報を探し出すことについて書かれてある。探し出して、新しい情報を付与する・・・その重要性について。探し出して、付与することに意味が生じるということ。キュレーションがどういうことなのかということを事例で知ることできる。本題のキュレーションの時代ではどんな意味があるのか、インターネットを使って自分で意味を付与して発信することの重要性。今の時代の情報発信はどうしたらいいのか、個人として情報を構成して再発信することについて。いろいろと示唆が埋まっている本だった。

  • 萌えるアメリカ

    萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか
    堀淵 清治

    日経BP社 2006-08-14
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    アメリカで日本の漫画(コミックス)を販売して、成功するまでのストーリー。漫画を売るためのビジネスの事例というべきもの。個人的には文中で語られているアメリカ人の漫画への世界観だったり、慣習だったり、元々はどのような文化だったのかを知れることの方が大きい。出版社や本の流通形式、漫画業界のことなど、一連の流れの中で知ることができる。また、アメリカへの漫画展開ではなくても、異なる文化圏に日本のモノを売り込む時に気をつけることや示唆が埋まっている本だ。普通に楽しめる本だし、事例と見ても面白かった。

  • Lion ServerからMySQLが削除

    Lion ServerからMySQLが削除されているそうだ。GUIとコマンドラインで使えるから便利そうだったのに。Lion Serverは代わりにPostgreSQLがインストールされている。ここのところMySQLばかり注目されていたけれど、今後、PostgreSQLが使われる機会が更に増えるのかな。標準で組み込まれていなくても、ビルドするかパッケージをインストールすれば使えるので標準が変わっても然程の影響はないだろう。使いたい人は自分で組み込めばいいし、こだわりがなければPostgreSQLに移行するもよし。あとはアプリケーションが対応しているかどうかだけ。blogで使うツール等がMySQL対応だけだったりするので、簡単には切り替えられないだろうな。MySQLばかり使っていたけど、少しはPostgreSQLも使うようにするかな。バージョンが上がっていろいろと便利な機能も追加されているし、食わず嫌いになるのもよろしくない。何かきっかけがないと、使い始めないし、スイッチもしていかないからね。MySQLと一緒に使うとなるとメモリが心もとないけど、遊びますかね。