読了:なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか

さくっと読めてよかった。最初に、この本の核心的なところを抜き出すと、「どうやら脳は、4以上だと『たくさんある』と感じて処理しきれない」ということ。基本的にキャパオーバーになるということだ。3つと4つの間にある壁を、いろいろな実験結果などから説明されている。タイトルの回収としては、最初の頃に終わっている。

それで終わりではなくて、いくつかの対応策についても書かれている。4人以上の会話になって、脳の処理が追いつかないとか、あきらめてしまうと、いきなり話をふられても突発的に答えられない。なので、会話のあいだは、なんらかの手段で脳の活性を保つほうがよいとのこと。その中で説明されていたのが、「貧乏ゆすり」と「ペン回し」だ。どちらもよく嫌われる行為ではあるのだが、身体的な行為で脳が活性状態をキープされるのでよいとのこと。推奨行為とはいえないので、指回しというか指体操がよいとのこと。

あとは、会話のときのテクニックなどが載っていた。会話の時のNGワードなど。

会話テクニック的なもので、面白かったのは「レモンティー」を飲みながらだと、会話が弾むという内容だ。紅茶を飲むと脳の血流量があがり活性化されると。実験でも、紅茶を飲んだグループの発言量が増えたとか。コーヒー(即効性があるが持続力なし)や緑茶(徐々に活性化なので遅効性)は効果が紅茶に比べると低い。レモンをいれると、レモンに含まれる成分が集中力や理解力を向上させるとのこと。なので、レモンティーが会話を弾ませる効果がある、と。

ほとんどの人がた人数会話が苦手なのがわかったので、開き直ってしまったほうが楽そうだ。

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