Panasonic Let’s Note SV8で20H2と21H1のアップデートが失敗する

Panasonic Let’s Note SV8でWindows10の大型アップデートの20H2と21H1のアップデートが失敗する問題がある。使っているWindows10のバージョンが1903や1809だと、サポート切れになるため、大型アップデートを適用しないといけないが、これが失敗する。利用しているドライバが原因という可能性が高く、切り分けに時間がかかっていた。このアップデートに失敗する原因がやっとわかった。

Let’s Note SV8の標準ドライバの「BayHub SDカードドライバー」のバージョンが「1.1.101.1029」の場合にWindows10の大型アップデートに失敗する。(ただし、100%失敗するわけではないのが厄介)

この「BayHub SDカードドライバー」バージョンを「1.1.101.1033」に上げることで、Windows10を、20H2と21H1にアップデートすることができる。ドライバのダウンロードページは下記。インストール方法も一緒に載っている。

https://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/docs/005039

これの厄介なところは、SV8のドライバを検索すると、SV8シリーズの導入済みドライバーのページが最上位に表示されること。このページのドライバーは、「1.1.101.1029」なので、インストールしても意味がなく、最新ドライバーがまとまっているわけでもなく、不親切だ。このページに、大型アップデートに関する注意事項を書いておいてくれればよいのだが。大型アップデートに関するページは別ページになっていてリンクもないので、検索でたどり着くしかないく不便だった。

デフォルトで導入されているドライバーでWindows10の大型アップデートに問題があると、本当に大変だ。ついでにいうと、他の人に任せていたのだが、なぜこれが発見できなかったのか。初期化状態からのアップデートの検証もやってもらっていたのだが。自分でやったら、わりとすぐに問題を特定できた。情シス系作業は向き不向きがある感じだ。

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