先週、ネット上で配信されていた「DXを加速するデジタル基盤のありかた」の講演をみたので、そのメモ。
もっともDXに必要なもの
- アーキテクトできる人材技術要素をわかっていて、使うことのできる人材。それがDXにとって、もっとも必要。
DXに必要となるクラウド
- IaaSではなく、PaaSよりも上位レイヤー(SaaSやIDaaSとか)のクラウドサービス。
- パーツの組み合わせで、価値を作れる。
AI
- クラウドのように、だれでも使えるものではない。AIには、導入障壁がある。
- AIの活用に向く業種や職種はある。そういうところが使う(需要予測などはAIが得意)
- DXにとって、AIは1つのパーツであり、DXの必須ツールではない。
5G
- 5Gを使うことによって、利点が得られるものもある。
- LTEでもよいのでは?というものもあるが、通信速度やローカル5Gなど、従来の成約を超えられるものもあるので、5Gがよい。
- AIと同じように5Gを活かせる分野が限定される。
技術は単なる手段でしかない。使う人、組み合わせる人がいなければ、DXにつながらない。
リモートワークに対応したDX
- リモートワークにより、従来の境界型防御ではセキュリティ対策として、対応できない。
- ゼロトラストセキュリティモデル
- IDaaSなどを使い、誰も信用せず、都度認証が求められる(=ゼロトラスト)
結局、DXとは何なのか。
- いろいろと言われているが、日本では、「いい加減古いシステムを捨てろよ。」ということ。
- 「ユーザをおいてけぼりにするなよ」古くても、新しすぎてもダメ。ユーザが使えるものを。
日本の政府におけるDXとは。
- デジタル庁
- 政府のインターフェースの向上。
- 政府としての共通的な基盤。
- IT基盤を整備する必要がある。
- ITリテラシーの一般化
- 国民共通の認証基盤
まとめ
- DXをアーキテクトできる人材が必要
- 変化を恐れない組織(がDXをできる)