日経xTECH EXPO 2018にいってみた

カスペルスキーのクマ ハロウィン

秋は展示会シーズン。ということで、今日はビッグサイトで開催されていた日経xTECH EXPO 2018にいってみた。

印象としては、思ったよりも規模が大きくない。まぁ、同じ期間で幕張メッセでCEATECがあるわけで、そういうことを考えると、この規模を開催しているだけでもすごいのかも(それでも会場の隙間は多いという印象)。いくつもの展示が同じフロアで行われているので、どこからどこまでという境がよくわからない。なんとなく毛色が変わったというのはわかる。

それで、目的は「働き方改革」や「エンタープライズICT」「AI」あたりだった。働き方改革は、PCの使える場所を広げつつロギングする、RPAによる自動化というのがメインという印象。ロギングはいいのだけど、リモートワークをするときの業務をまわすためのシステム(誰が何をやっているとか、最適な仕事振りとか)はないという感じ。箱物というかPC環境があればできるでしょ、という印象。まぁ、やってみると、そこじゃないのだけど。あとは、RPAの展示が流行っていた。RPAは働き方改革というよりも業務効率化かつ人を減らすためのソリューションだと思っているので、違和感あり。

エンタープライズICTは、なにがなんだかわからない。IntelとかMicrosoftとかがいたので、そこらへんのことだろうか。IntelはXeonが読めるとグッズがもらえるとか、そういうレベルの展示会だったのだろうか。CPUは、第8世代推しだった(第9世代が発表された後なので微妙)。とりあえず、MSでWindows Server 2019の資料をゲットできたのでよしとしよう。

AIは、いろいろと出ていたけれど、機械学習系のツールだったり、環境だったり、そういうところが多かった印象。ブースは大きいところよりも、小さめのところが多かったので、いろいろなところがAIと名を打って展示しているという感じか。こういう展示会だからかもしれないが、AIの製品を買ってというよりも、やっぱり、ユーザ側で作るという環境の展示が多い。なので、即効性のある感じはなく、自分たちで作り込むベースという感じだ。ただそうなると、そのベンダーのツールを入れる意味は、どのくらいあるのだろうか。ガリガリと研究して機械学習などをやる人がいれば、AWSやAZURE、GCPなどで構築したほうがスケールしやすくてよさそうだし、そこまでいかないのだけど、機械学習とかいれてみるかというあたりがターゲットだろうか。

展示会にいってなんとなく今秋の傾向はわかった気がする(あくまでも気がするレベル)。あと会場内は撮影禁止だったので、撮影OKだったカスペルスキーのクマの写真だけ。でかいクマなので、なんかほっこりする。

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