ユーザーデータ移行プロジェクト「DTP」立ち上げ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1807/23/news042.html

Twitter、Microsoft、GDPR違反で提訴されているGoogleとFacebookの4社が、ユーザーが自分のデータを安全かつ簡単にサービス間で移行できるようにするためのオープンソースプロジェクト「Data Transfer Project」を立ち上げた。

Twitter,Facebook,Google,Microsoftのサービスの間でデータの横移動ができるようにプロジェクトが立ち上がったとのこと。実際に提供されてみないとわからないことは多いが、過去のタイムラインや写真が移行できるようになると、サービスのロックインから解放される。その時々の旬なサービスがあるプラットフォームを行き来することができるようになるはずだ。

ユーザー目線だといいことが多いプロジェクトだが、提供する側には何があるか。ユーザが流出する可能性はあるが、当然、流入してくるユーザもいる。新しいユーザが過去のデータも持って移動してくると、その分だけプラットフォームに集まるデータがドンと増える。今までは、これから蓄積されていくデータだけだったが、今度は過去のデータから最適な広告だったりを表示できるようになる。そう考えるとクラウドサービルのパワーバランスを変える可能性があるインパクトだ。この流れに乗れれば、新規参入のサービスであっても急成長できるだろう。

さて、どうなるのか、楽しみだ。

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