Hyper-V勉強中

現在、Hyper-Vを勉強中。

VMware ESX系は、結構前から試して実際に使っているが、Hyper-Vは使ったことが無かった。今度、本格的に構築・運用を行う可能性が高いので勉強中。VMware ESXと基本的な設計思想がかなり違う。今調べているかぎりだと、どっちがいいということはない。ぜんぜん別物なので、上に構築する仮想マシンとOSの性質によって、下のプラットフォームを選ぶのが良い。

Hyper-Vは、あまり安定性がないみたいだが、安いのが特徴だ。やたらと高いVMwareに比べて、ここはかなりおいしいところ。Hyper-Vで見えてこないのは、管理性だ。実際にインストールして使い勝手と安定性や癖を確認するしかない。問題は、どのエディションをインストールするか。ハイパーバイザーだけのHyper-Vサーバが一番、コストがかからないように思えるが、管理用Vista以上のWindows が必要。Vistaは持っていないので、却下。次はWindows Server 2008 のServer Core上に構築するパターン。この組み合わせが一番安定しているようだが、これも単体で管理ができないようなので却下。(一番、試したいパターンなんだけど。)最後は、一番インストールや検証が楽なWindows Server 2008 上のHyper-Vだ。とりあえず、これで試す。Hyper-Vはバイザー型の仮想化環境のはずなんだが、このパターンだとホストOSの上で動いている感じしかしないため、Virtual Serverと何が違うのだろうか考えてしまう。実際、VMからの命令もホストになっているWindows経由になる。これは、マイクロカーネル型ハイパーバイザーというタイプで、ハイパーバイザーの層から物理ハードウェアとの命令に必要なドライバを排除しているため。インストールした時の感覚としては、ハイパーバイザーに見えないがちゃんとしたハイパーバイザーである。

とりあえず、明日、Windows Server 2008をインストールして試してみる。

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