インターネットだけではなく、言葉がどう変わってきてのかも書かれている。日本語の話し言葉の変わり方もすごいけれど、英語でも同じようなことがある、というのは言語というものが、生き物であるかのようにかわり続けていくというのが面白い。
「言語は、究極の参加型民主主義といえる。テクノロジー用語を借りるなら、言語とは、人類のもっとも壮大なオープンソース・プロジェクトなのだ」というのが、この本の結論とも言える。時代や使うシーンに応じて、少しずつ変化しているし、略語もできる。ミームもあるし、そうでないものもある。言語の変わり方は面白い。そういえば、昔はネチケットとか言われていたが、最近は聞かないし、いろいろと変わっている。あまり気にしたことはなかったけれど、研究している人がいるというのも面白い。