
データセンターの話は、昔からわかっていたし、知っていた。まぁ、そういう話を聞けるところだった、と運がよかっただけではあるけれど。この本の中だと、ケーブルシップと海底ケーブルの話がよかった。
ケーブルシップの保有数も国内の通信、国外との通信の安定には必要な要素だけれど、自然災害以外の破壊工作を考えると安全保障の面からも重要と。維持できるだけの体力は企業にとっては大変なこと。それに使う機器が安心できるメーカーのものである必要も考えると、気が重たい。やっぱり安ければいいというわけではないし。そういう意味では、あるキャリアはちょっと信じられないところもある。海底ケーブルの機器もだけど、5Gや次の6Gの携帯網用の機器についても、もうちょっと国策として保護しておいてほしいものだけど。
いろいろと楽しい本だった。
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