VMware ESX上のWindows Server 2008 R2のクローンを作成し、Sysprepするとブルースクリーンになる

Windows Server 2008 R2のクローン時にvCenterの機能でSysprepしても、クローン後にSysprepしても、Sysprep後の再起動の時に下記のErrorが発生して、必ずブルースクリーンになり、再起動とブルースクリーンを繰り返す。

 autochk program not found - skipping AUTOCHECK

■環境

  • VMware ESX 4.1
  • Windows Server 2008 R2

■対応方法 SysprepしてSkippingのエラーがでる環境からの対応方法。

  1. Windows Server 2008 R2 のインストールメディアを用意する。
    VMwareからマウントするので、ISOファイルでOK
  2. ブルースクリーンになっているサーバの電源を落とす。
  3. サーバのBIOSの設定を変更し、HDDよりも、CD/DVDブートが優先される設定にする。
    仮想サーバのBIOS起動は、vSphere Clientで対象のサーバの「仮想マシン設定の編集」を開き、
    「オプション」タブを選択し、詳細の中の「起動オプション」を選択する。
    「強制的にBIOSセットアップ」の項目があるので、チェックを入れ、OKをクリックする。
    これで、次回の起動時に自動的にBIOS画面に入る。
  4. 仮想マシンから、Windows Server 2008 R2のインストールメディアに接続する。
  5. Windows Server 2008 R2のインストールメディアをブートさせて、インストール画面にさせる。
  6. インストールのウィザード画面の左下の方に「修復」という項目があるので、それを選択し、修復モードに入る。
  7. ツールの選択があるので、「コマンドプロンプト」を選択する。
  8. 以下のコマンドを、コマンドプロンプトで実行していく。
        diskpart
        list volume
        select volume 1
        attributes volume
        attributes volume clear nodefaultdriveletter
    


  9. 最後のコマンドの実行後に、OSをリブートさせる。
    これで、正常なSysprepの一般化処理に入る(はず)。

■参考情報
VMwareのナレッジ
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2004505

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