読了: WORK MILL: FUTURE IS NOW

読了。なかなか面白かった。こんなCOVID-19の時代だから注目されることなんだろうけど。小さいサイズの雑誌で、読みやすいので、さくっと読めるのもいいかも。

これから、いろいろなことの有り様が変わっていくと思うので、自分で考えるための材料としてよい(何も変わらなかったとしたら、それはそれで危機なのかもしれない)。飛躍するけれど、20世紀が戦争で変わったとしたら、21世紀は疫病がトリガーとなって社会システムが変わるのかもしれない。そうだとして、働きかたや経済成長(必要なのかは正直わからない)には企業が重要な位置になるはず。時代に流されながらも、自分で考えることは大事。

以下、気になったところの抜粋。

P.34 社会全体としてイノベーションが起きやすい”エッジ”の状況にあることは新型コロナウィルスのポジティブな副産物だと言えます。

P.39 「優しさ」は、これからの時代、企業がファンづくりをしていくうえでとても重要なキーワードである。(中略)困っている人々に手を差し伸べる姿勢を多くの企業が示し、結果的に人々の共感や指示を得た。今回のような非常事態時こそ、自分自身に対する優しさ、そして他者に対する優しさをもつことが私たち個人、そして企業に求められている。

P.48 20世紀が「政府の時代」だったとしたら、今後はGAFAと言われるIT系大企業などのトップがリーダーシップを発揮する、つまり「企業の時代」になるのではないかということ。豊富な資金力と人材を企業が投資して、教育格差をなくし、貧困の連鎖を止めるビジネスなりサービスを提供すれば、世界が一段階、底上げされていくのではないかと期待しています。

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