面白かったけれど、難しかった。一回読んだだけじゃわからない。哲学としてテクノロジーを考える話なので、簡単にわからなくて当然。「未完了相」でのいろいろなシーンでの捉え方はよかった。
そして、今の生成AIとか量子コンピュータとか、どんどん理解がしにくいものが出てきている中で、哲学としてのテクノロジーの捉え方というのは良い。ただそこにある道具としてのテクノロジーを捉えて、使う、でも問題はないけれど、急にそれが不安になることもある。そういうときの一つのテクノロジーとの付き合い方の可能性としていい。哲学の領域なので、日本だと哲学をやることはほぼないので、わからないことが前提で読んでいかないと先には進まないというか飽きる。ビジネスシーンだと即物的に、なにか、に役立つわけでもない。そういうところは注意が必要かもしれない。
テクノロジーの考えたはあるけれど、個別の最先端テクノロジーの技術的な話はない。技術書といえばそうだが新しい技術の話ではないので注意。テクノロジーとの向き合う方法論というべき本。読み込んで、考え方をこじらせてしまわないほうがいい。いろいろなモノを使ってきて、テクノロジーというかモノに振り回されている人が向き合い方を見直すにはいい本だと思う。自分自身として、向き合い方が変わったかどうかはわからないけれど。新しい視点や視座は得られたと思う。
少し時間が経って、忘れたころに2回目を読もうと思う。
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