VMwareのサブスクリプションライセンスが切れたときの影響を調べた。2025年秋に更新されていた。
結論としては、サブスクリプションライセンスに切り替えていると、サブスクリプションライセンスの期間が過ぎると、まともに使えない。vCenterは使えなくなる、ESXiは稼働を続けるけれど、仮想サーバの電源ONはできなくなるので、仮想サーバの電源が落ちたら、そこでおしまい。
もう、Broadcom税というか、システムを人質にとられているような印象を受ける。ライセンス料が安いのならば、これでもいいのだけど、高額なのがなんとも複雑だ。
■1つめ
ESXi ホストのライセンスと評価期間の有効期限
ESXi ホストの場合、ライセンスまたは評価期間が期限切れになると、ホストが vCenter Server から切断されます。パワーオン状態のすべての仮想マシンの実行は継続されますが、パワーオフ状態の仮想マシンをパワーオンすることはできません。使用中の機能の現在の設定を変更することはできません。ライセンスが期限切れになる前に使用していない機能は使用することはできません。
有効期限のあるライセンスの場合、ライセンスが期限切れになる 90 日前に通知が表示されます。
■2つめ
https://knowledge.broadcom.com/external/article/397471/vcenter-esxi.html
ESXiホストライセンスの有効期限が切れた場合:
vSphere Client 上でホストが切断状態になります。
このホスト上の仮想マシンは vSphere Clinet でも切断されます。したがって、ホストとその仮想マシンはすべて切断されているため、それらに対してアクションを実行することはできません。
ホストUIへのアクセス(ブラウザからこのホストのIPアドレスに直接接続)は問題ありません。
実行中の仮想マシンは引き続き使用できますが、以前にシャットダウンされた仮想マシンはパワーオンできません。
仮想マシンの作成は問題ありませんが、電源を入れると失敗します。
vCenterライセンスの有効期限が切れた場合:
vSphere Client 上のすべてのホストとその仮想マシンが切断されます。
vCenter からホストを削除することはできますが、vCenter にホストを追加すると失敗します。