Coders at work

Coders at Work プログラミングの技をめぐる探求Coders at Work プログラミングの技をめぐる探求
Peter Seibel 青木 靖

オーム社 2011-05-25
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やっと読み終わった。通勤時間に少しづつ読んでいたものだから、中々進まず。しかも、文量が多いので読み終わるまで時間がかかった。

有名なコーダーがどうやって勉強したのか、どうしてコードを書くようになったのか、それがインタビュー形式で語られている。どういうきっかけなのかということを知れるのは、中々面白い。特にプログラムの覚え方や考え方は参考になる。15人にインタビューをしているので、年代もまちまち。どういう苦労があったのかとか、秘話に近いことも楽しい。バグの出し方やつぶし方などは、すごい人がどうやっているのかなんて知る機会は早々ない。すごい人じゃなくても、一緒に仕事でもしない限りバグのつぶし方なんてものはわからない。そういう中々聞けないことを知ることができたのでよかった。この本を読んだからと言って、プログラミングがうまくなるわけでもないし、書けるようになるわけでもない。それでも、プログラミングに対する人の考え方というのは刺激的でよい。なにぶん、プログラミングをしていると迷うことが多い。そういう時に他人の考え方は役にたつものだ。(たぶんね。)

ただ、この本は長いので読み方にコツが必要かもしれない。自分は前から後ろに向かって読み進めてしまったけれど、途中で何回か挫折しそうになった。この本は自分の興味ある人の章から、読み始めたほうがいいのかもしれない。十人十色とはよく言ったもので、人によっていうことはまちまち。だから、自分の気になる人のところだけを読むのでもいいのだろう。違った方法論や意見の人のことを知るためには全部読む方がいいのだろうけどね。

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